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JICA研修員との交流授業C組

6月8日,JICAを通じて神戸大学,兵庫県立農林水産技術総合センターで植物保護のための病害虫の総合防除技術の近代化と向上について研修されている12名の方をお迎えして授業を行いました。
出身国は,アジアのAfghanistan,Cambodia,Indonesia,Oman,Sri Lanka,アフリカのBenin,Kenya,Zimbabwe 2名,中央アメリカのNicaragua,南アメリカのArgentine,オセアニアのSolomon Islandsです。
C組では,国別のグループで自己紹介とお互いの国での言葉での挨拶のあと,日本での印象,出身国の様子を英語で取材しました。アフガニスタンのカリミさんは,タリバン政権下での学校や女生徒が学校に行けなかったことや現在も続いている内戦地域について地図を使って話してくださいました。そのあと,おにぎりを一緒に作って食事をしながら交流を深めました。
アフガニスタンについて
国土の大部分は乾燥気候で,年間を通じて雨は少ないが1~4月には降雨が見られる。1994年夏からタリバンが急速に勢力を拡大し,1998年に全土を制圧し,イスラム法に基づく厳しい政策を取った。2001年9月アメリカで同時多発テロが発生。アメリカはその首謀者といわれるウサマ=ビンラディン引渡しをタリバン政権に要求,しかしタリバン政権は拒否。10月アメリカのアフガニスタン空爆が始まった。12月タリバン政権は消滅。パキスタンとイランに難民約200万人(2005年)が存在。現在カルザイ政権は国連やアメリカなどの西側諸国との関係強化を軸に,中国やロシアのほか周辺諸国との関係も重視。経済は荒廃し干ばつと内戦による灌漑施設破壊で被害が拡大。食糧難・飢餓状態が深刻化。

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