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冬の日差しの中で

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2009_12_10.jpg 気象庁の向こう1ヶ月の予報では,気温がかなり高くなるらしい。そのせいもあるが,子供たちは「暑い!」と,特に南側窓の傍に座っている子たちが顔を真っ赤にして訴えてくる。天気の良い日が多く,日差しが直接教室中までさすからだ。もちろん,カーテンはあるが薄いため,十分に熱線を遮ることができないのだ。
 確かに,温室のような仮校舎では黒板の前でしゃべってると汗をかく。上着を一枚脱いでも暑く,腕まくりしてもちっとも寒くない。授業に熱中し出すとそれでも汗をかく。だからといって冷房はできない。
 「送風」ぐらいにして風を送るのだが,今度は北側の子たちが寒いと言ってくる。風が当たるためらしい。ならば,窓を開けて風通しを良くしたら?というのだが,北側に座っている子たちが寒いから閉めて欲しいという。まして膝掛けをしている子がいるくらいだから,足下はしっかり冷えているようだ。
 そういえば,旧校舎でも同じ状況だったことを思い出した。あのときは,厚手のカーテンだったため,カーテンを閉めて日光を遮っていたっけ。そのため,せっかくお日様の光で暖かいのに,部屋全体が冷たくなり,暖房のスイッチを入れて暖めていたなぁ。
 それに比べれば,今は暖房を切って窓の開け閉めで調節している。ちょっと我慢しさえすれば,電気代が節約でき,環境保護のためにもいいことができる。”温室育ち”も悪くないもんだ。