狂言鑑賞会を行いました。
本日は午後に、茂山狂言会による狂言鑑賞会がありました。この狂言鑑賞会は、3年に1回の国語科主催の行事で、中学3年生が鑑賞するのは、今回が初めてなので、初めて狂言を鑑賞する生徒がほとんどでした。
本日の演目は、「棒縛り」と「蝸牛」で、台詞は少し難しいのですが、始めに出演者の方から丁寧な解説があり、また、プロのすばらしい演技に引き込まれ、生徒達も十分楽しむことが出来ました。
教室に戻ってから書いた生徒のアンケートを一つ紹介します。
「よく、テレビで狂言や歌舞伎などを見るので、今回本物を見られて、嬉しく思いました。
最初の酒を盗み飲む所で、効果音を言葉で表すのは凄いなと関心しました。昔の言葉は難しいのですが、古文を勉強しているおかげかよくわかりました。
2番目の演目で出てきた山伏が修行してきた大峰山は、奈良の吉野郡天川村[洞川]の大原山の隣りにある大きな山で、女人禁制です。そして、女人結界門のある珍しい世界遺産だと言われています。西ののぞきから仏の世界を見てきた後なのに、山伏は、よく人に私は『かたつむり』だと嘘をつけたなあと思います。何の修行に行って来たか、それではよくわかりません。
非常におもしろかったので、また、狂言を見たいと思います。」