中間考査を終えて④
明日は第2回学年懇談会です。欠席連絡はいただいておりませんので、ほぼ全員の親御さんとお話しができることになります。学年共通部分の話をする機会をいただきましたので、7月の個人懇談では個々のお子さまの話だけに絞り込んでご相談させていただくことができます。これも親御さんのご理解・ご協力のお蔭と感謝しております。明日はお手柔らかにお願いいたします。
さて、問題用紙の見方についてでした。問題文に何か書き込みがされていますか。抜き出すところに線が引いてあったり、注意しなければならないところに丸がつけられているような問題用紙であれば、かなり前向きに試験に臨んでいるといえるでしょう。テスト直しのために間違えた問題のチェックをするとき、伸びる生徒は解答用紙の×を確認しながら問題用紙の問題番号に印をします。もう一度解き直すためです。解答用紙に直接正解を書き込む生徒の多くは、テスト直しのときに問題用紙を見ていません。テスト直しが作業になってしまっていて、せっかくの復習の機会を失っているのです。
問題集を使った問題演習でも同じようなことが言えます。伸びる生徒は問題集に書き込みが多いのです。もちろん答えを書き込んでいるのではありません。何度解いたのかとか、自力で解くことができるのかといった情報を書き込んでいるのです。また、解答集にも書き込みがされています。解説を読んで、ポイントに線を引いたり、書き込んだりしています。付箋を利用するとさらに効果的ですよね。
授業中、機会があるごとに担当者はこのようなスキルを提示しています。試験のあとにしていただきたいことは、学習方法のチェックです。予想以上に自己流です。その修正がまず大切だと思います。