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理科冬休みの課題から⑥

 「チーズ・バター・マヨネーズの作成」の紹介のつづきです。今日は「パソコンの利用」について考えてみたいと思います。最近はフィルム式のカメラではなく、デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能で撮影している人が多くなってきました。撮った写真をパソコンで加工して、必要な分だけをプリンターから印刷することが出来ますから、レポートに画像を利用しやすくなっているようです。
Protein-10s.jpg
写真の切り貼りではなく画像として印刷しているので、きれいにまとめられています。このレポートはパソコンを利用している中ではよく書けていました。 D組 S.T.

 画像を取り込むだけではなく、文章を推敲したり、内容を編集したりすることも容易です。ただ、文字の装飾やイラストなどによって飾ることもできますから、見かけだけで内容の乏しいレポートになる危険性があります。読みやすくするために、文字の大きさや色,フォントを変えることやレイアウトを工夫することも必要ですが、それよりも大切なことは「読みやすい文章」を心がけることでしょう。手書きでは何度も推敲することは手間がかかりますからなかなかできませんが、パソコン上では比較的容易に文章の見直しができます。

 また、レポートの内容を発表するときにはプレゼンテーション原稿に直す必要がありますが、パソコンのデータになっていれば、再編集が容易です。今は中学1年生ですからレポート形式で提出してもらいますが、将来的にはプレゼンテーションも経験してもらう予定です。その際にはパソコンをツールとして使いこなす能力があれば便利だと思います。