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教育実習生からのメッセージ⑤

 教育実習が終了するにあたって、今年も実習生に55期生へ向けてメッセージを書いてもらいました。今回は特に「進路を意識し始める中学2年生のこの時期をどのように過ごしてほしいと考えているか」が、文章に折り込まれていると思います。

 A組に配当されていた信頭さんからのメッセージです。

 皆さんはもうすでに進路は決まっていますか?まだ決まっていない人や迷っている人、あまり考えられていない人もおそらく多いのではないでしょうか?実際に私が中学二年生の頃は進路についてあまり考えていませんでした。“まだまだ先のことだし、まだ実感ない”というのが当時の私の正直な考えでした。進路というものを真剣に考えたのは、三年になってからでした。
 進路を考えるということは私たちの可能性や道を広げ、そして今後の歩む人生に大きくつながっていくと思います。また、進路はそんなに簡単に決まるものではありません。逆にいえば簡単に決めてはいけないものだと思います。それは色々な経験や体験などから少しずつ考えが固まっていくものです。進路を迷っている人は、まず色々なことに興味をもち、実際に自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じて、この中学2年生の大切な時期に沢山のことを経験してみてください。私はそういった経験どれもが無駄ではなく、きっとそのひとつひとつが自分をつくるかけらになっていくと思います。私自身、大学4年になった今でも、そしてこれからもずっと同じことが言えると思っています。
 進路を考えるのは「自分」にとって、非常に大切なことです。そしてその自分の気持ちに耳を傾け、時間をかけて焦らずゆっくりと「自分」と向き合ってみてください!!