オンライン夏期講習 読書感想文の書き方①
読書感想文は夏休みの宿題の定番です。小学校低学年くらいから出るのですが、ある程度の量の文章を書くことは学年が上がらないと難しいように思います。「感じたままに自由に書いたらいいよ」と言われても、書き方がわからなければどうしていいのかわからないですよね。毎年苦労しているうちに、書くことに対して苦手意識をもってしまってはいませんか。そんなあなたに対する処方箋を用意してみたいと思います。
まず、最初は本を選ぶことから始めましょう。中学2年生では感想文コンクールへ応募するために、光文社古典新訳文庫から6冊の本が指定されています。
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/books.html
このときに基準となるのは、「感想文の書きやすさ」です。主人公に共感できること、具体的にいうと、主人公がする体験や出てくるエピソードに近い体験を自分自身が持っているかどうかが基準になります。その体験を感想の中に「実例」として織り込むことができるので、幅を広げることができるからです。6冊とも読んでから選ぶのが確実ですが、時間がなければ「あらすじ」だけでもなぞってみましょう。主人公の心情や行動が理解できるかどうかで本を選んでください。
車輪の下で ヘッセ
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/sub_01.html
宝島 スチーヴンスン
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/sub_02.html
ちいさな王子 サン=テグジュペリ
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/sub_03.html
飛ぶ教室 ケストナー
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/sub_04.html
秘密の花園 バーネット
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/sub_05.html
プークが丘の妖精パック キプリング
http://www.kotensinyaku.jp/konku-ru2008/sub_06.html