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立春式をご存じですか

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 今日は「立春」です。昨日はその前日で、冬と春を分ける「節分」でした。豆まきやまるかぶりなどをされたご家庭も多かったのではないでしょうか。

 さて、表題の「立春式」ですが、「中学2年生(14歳)に、社会の一員としての自覚を持ち、自己の向上を目指すことを目的とした行事」のことです。立春におこなわれることから、立春式とよばれています。14歳に設定しているのは、高校受験の15歳を避けているのもありますが、刑法41条を意識したもののようです。つまり、「満14歳に達した者が犯罪をおこせば未成年者であっても犯罪者として成人同様に刑罰責任を負わなければならない」のだから、精神的に大人になることを自覚させる必要があるということです。以前にも書きましたが、「元服」や「裳着」のような意味合いの行事なのですね。近畿地方ではあまり見られないようですが、全国的には「立春式」「立志式」という名称で広くおこなわれています。

 お子さまたちにも「大人になるという自覚」と「人生の目標」を持ってもらい、しっかりと前に進んでもらいたいと考えています。A.M.