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夏のいきものしらべ結果

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 夏休み中の理科の課題のひとつが「いきものみっけ」でした。97名が「3種類のセミ」の調査に参加し、135枚の調査用紙を提出しました。あれから半年、集計結果がいきものみっけ公式サイトで発表されました。昨年10月28日までに報告された件数は全国で11232件だったそうです。

 地球温暖化が生物に与えている影響を調べるこの調査、気になる結果のほうですが、次のようなものでした。
①クマゼミの分布は17年前(1995年)の調査と比べて大きく変化しているわけではない。
②ミンミンゼミやツクツクボウシの初鳴き日は変化がないが、クマゼミの初鳴き日は早くなっている。これは1995年よりも西日本の気温が高かったためではないかと予想される。

 セミの生態だけでも全国規模で調査するといろいろなことが見えてくるものですね。さて、今は「冬のいきものしらべ」の集計中。秋は80件近くの提出がありましたが、お子さまたちはすっかりお忘れのご様子ですね。フロアに掲示を出すことにします。