人権映画会「おくりびと」を見て ④
私は、銭湯を一人で切り盛りしていたツヤ子さんが亡くなり、この銭湯の常連客であった人の言った言葉に感動しました。「死とはもうすべてが終わりというわけではなく、門をくぐること。」私はその言葉に強い印象を受けました。今まで、死について深く考えたことはありませんでした。けれど、この映画を見て、少しは考えることができたかなと思います。(中略)
これから先の人生で、死に直面し、旅立ちを見送ることが何度あるかわかりません。また、いつか自分も見送られる時がやってきます。人は、時にはおくりびとで、いつかはおくられびとになります。死は悲しいことだけど、一つの旅立ちであると思いながら生きていきたいと思います。D組Y.S.