里山という言葉の生みの親
四手井綱英先生が亡くなられました。中学での環境教育で取り上げている「里山」という言葉を「薪を採取するなど農山村の人々の生活を支える山」という意味で最初に使われたのが、四手井先生でした。街育ちでまったく山のことを知らない私が先生に初めてお目にかかったのは学生の頃ですから25年以上も前のことになります。京都大学で森林生態学講座を開いた方で、自然保護運動にも深く関わっておられました。マクロの視点で生物を見る大切さを教わった方ですので、知っていて欲しいと思いました。ご冥福をお祈りします。私情が入っていてごめんなさい。A.M.