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2010年03月31日

CLOSED

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 これまでのエントリーはすべて「中学カテゴリー」にまとめました。

 明日から新年度が始まりますので、エントリーは新しいカテゴリーに分類します。投稿者も増え、パワーアップする55期生通信にご期待ください。

2010年03月28日

真新しい教科書

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 新入生は入学式の前に教科書を受け取ります。名前は書きましたか。入学式にクラスと番号が分かってからでも遅くはないので、必ず記名してください。これから渡される問題集や資料集などの教材,ノートなどについても同じです。教材の貸し借りは原則として認めていない教科がほとんどです。

 ところで、教科書に記名するのは当たり前のことではないということを知っていましたか。日本では、新学年になれば新しい教科書が渡されます。義務教育の間は無償で支給されますが、高校1年生の今年からは教科書代を保護者の方に出していただきました。でも、国によってはフィンランドのように貸し出し制を取っているところもあります。同じ教科書を何年にも渡って使うということは、記名はおろか教科書への書き込みもできないということです。どちらの制度が良いかということについては意見が分かれるところですが、教科書を有効に使うという点では共通しているのではないでしょうか。

2010年03月27日

明日28日は用品渡しです

 用品渡しを食堂で、9時から10時30分におこないます。教科書と体操服,武道具をお渡しします。教科書を入れるためにある程度の大きさのカバンを用意してください。引換証を忘れると、お渡しできませんので注意してください。また、この後に中学生の用品購入がありますから、10時までには食堂に来るようにしてください。

 当然のことですが、中入生については制服での登校となります。服装・頭髪に問題があれば指導対象とするのは、普段と同じです。

2010年03月24日

新入生ガイダンスをおこないました

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 午前中に中入生,午後から併願者を対象にした新入生ガイダンスをおこないました。時間は約1時間程度と長くはありませんでしたが、さまざまな立場の教員の話を聴いていただきました。特に意識して欲しいのは、教頭が話した「バックキャスティング的思考」です。バックキャスティングとは、言葉通りに取れば「うしろに向かって放る」ということになるでしょうか。数年前にスウェーデンの環境NGO「ナチュラル・ステップ」の創始者であるカール・ヘンリク・ロベールが提唱した言葉です。将来時点をスタートポイントとし、現在を終点としてそこに向かって思考を逆に辿るという意味で使いました。そのためには、まず長期の目標を定め、その目標達成のために今から必要なアクションを具体化していくという、極めて実践的かつ政策指向の強いアプローチだといえるでしょう。

 10年後の自分を明確にイメージし、そのために今の自分が何をすべきかを考え、そしてすぐに実行してください。入学式からスタートしたのでは遅いのです。あなたの将来のために今すべきことは何ですか。入学直後に聴くことにしています。全員答を用意しておいてください。どんな夢とともに語ってくれるのか、楽しみにしています。

2010年03月23日

15歳のためのグローバリゼーション

 2月の図書室の貸出冊数を集計しました。先月はちょうど900冊(課題図書との重複を除く)でした。今年度の累計は6164冊となり、6000冊を超える読書量となりました。一人平均すると37冊強ですので、50冊という目標に対しては7割の達成ということになりました。また、3年間の累計は16187冊となり、一人約100冊となりました。

 図書室にはたくさんの本が置いてあります。あまり広くはありませんが、新刊でもすぐに購入して書架に並べているのが、雲雀丘学園の図書室の特徴だと思います。そんな図書室で最近見かけた本を1冊紹介します。幻冬舎から出版されている「15歳のためのグローバリゼーション 新しい地図を持って歩きだそう マップセレクション」という本です。この本のコンセプトは、「できるだけ正確に地球の姿を提供し、変化の激しい世界にどのように向き合ったらよいかを考える手がかりを示す」ことのようです。「知る→わかる→つくる」の知のサイクルの繰り返しから創造性は生まれます。自分の進路を考える材料を手に入れるために図書室へ出かけませんか。 ISBN 978-4-344-01728-3 C0095

2010年03月22日

55期生通信について

 3年前の4月から今日まで1300件強のエントリーをアップしてきました。アクセス数も18万6000件に達し、改めて支えて下さった方々の多さに驚いています。55期生は中学3年間を終えましたが、高校から入学してくる新しい仲間を迎え、よりパワーアップして、後半の3年間をリスタートさせる予定です。高校生として意識しておくこと、大学進学あるいはその先の進路に向けて考えておくことなど、これから必要となる情報をアップしていく予定ですので、入学以前であっても時々はアクセスしてみてください。

2010年03月19日

素晴らしい卒業式でした

 19日に第55回中学卒業式がおこなわれました。卒業の言葉,学年全員で歌ってくれた合唱も素晴らしかったですが、式後に感謝の言葉を述べる生徒の姿に成長の大きさを感じました。壇上から見ていて、とても嬉しかったです。「感謝」と「感動」を持って、次のステップに進んで下さい。

 4月の入学式までそれほど時間はありませんが、これから始まる高校生活に向けて、気持ちの切りかえをお願いします。手続きなど必要な準備も自分で用意していくことから始めて下さい。24日の中入生ガイダンスは文化館前で10時30分から受付です。

2010年03月18日

明日は第55回中学校卒業式です

 生徒のみなさんはいつも通りに登校です。
式は学園講堂で10時から始めます。式後に学年・クラス写真を撮ったり、教室で最後の終礼をおこないますので、教室を出るのは13時頃の予定です。天気が回復すると良いですね。

2010年03月14日

最後の一週間となりました

 3年間の中学校生活も最後の週となりました。昨日は卒業研究発表のリハーサルと最終チェックをおこないました。昨日学園講堂でおこなわれた中学1・2年の「探求研究発表会」と同様に、自分たちから発信する能力を身につけることができればと考えての企画です。拙いところも散見しますが、ご覧になっていただければ励みになるかと思いますので、よろしければ足を運んでいただければありがたいです。

中学3年(55期)生 卒業研究発表会
 日時 3月17日(水) 11時頃から (1時間程度を予定しています)
 場所 学園講堂
 主題 沖縄・伊江島
 形式 PPによるプレゼンテーション
    模造紙によるポスターセッション
    クレイモデルによるジオラマ
    三線ライブ
    「いめんしょり 沖縄・伊江島」限定配布

なお、それ以外の予定は次の通りです。
15日(月) 卒業判定会議ですので、生徒は自宅学習です。
16日(火) 宝塚歌劇観劇です。
      10時30分に大劇場前集合完了と連絡しています。
17日(水) 卒業式リハーサルです。定時に登校します。
      リハーサル終了後に卒業研究発表をおこないます。
18日(木) 自宅学習日です。
19日(金) 卒業式です。生徒は定時に登校します。式は10時からです。

2010年03月08日

スマナサーラ長老の講演会

 本日は学園講堂にて「スマナサーラ長老の講演会」が行われました。
スマナサーラ長老は現在日本で活動しているスリランカの上座部仏教(テーラワーダ仏教)の僧侶であり、日本において上座部仏教の教義、およびヴィパッサナー瞑想を普及させる上で、中心的な役割を果たしておられます。日々の生活において、発想を転換することで、幸せに生きてゆけると話をしてくださいました。
生徒たちにとって、貴重なお話を聞けたのではないか、と思います。

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生徒の感想をいくつか紹介します。
「スマナサーラ師」の話は勉強になりました。つらいことがあっても笑っていようと思います。それと、教えてもらった集中力を高める方法で、成績をよくしたいと思います。」

「親は子どもが育てる」と聞いてすごくびっくりしました。親も自分も自分で育てるということで、人は自立していかなければならないのだな、と思いました。そして、自分の歩むべき道を歩いていこうと思いました!!
この話を聞けて、勉強になりました。いい経験になったと思います。」

「『今、核などの問題が起きていますが、平和な世界になるにはどうすればいいですか?』と聞いたところ、『核で暴力をふるう人は、子どもの頃から平和主義の教育を受けていないので、説得するのは難しい。だから、私たちが子供にそういう教育をしてあげれば平和になる』とおっしゃいました。それを聞いて、子供の時期が一番大切な時なんだな、と思いました。」

2010年03月05日

学級懇談会・学年懇親会でした

 後期期末考査の途中でしたが、教室で学級懇談会を、食堂で学年懇親会をおこないました。お忙しい中、お越しいただき、ありがとうございました。

 懇談会では、この3年間の総括をお伝えし、今後の課題についてお話しさせていただきました。中高6年間の折り返しとは言え、大きな節目にさしかかってきます。卒業式まで残すところ、2週間ほどにはなりましたが、高校生活をスムースにスタートできるように準備をさせていきたいと考えています。これまで通り、ご理解・ご協力をお願いします。
 懇親会では、和やかな雰囲気の中、いろいろなお話しをお聴きすることができました。この3年間、あっという間だったけれども、お子さまの心身共の成長を感じることができたと伺えただけでも、大きな収穫でした。