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本をたくさん読む習慣

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 自分自身で経験できることには限りがあります。その意味で小説などのフィクションを読んで、自身では経験できないことをエミュレートすることで、想像の世界を拡げることができます。また、マスコミやネットがこれだけ発達してもそこから得られる情報には限りがあります。情報が溢れてはいますが、整理されている訳ではないので、ナビゲートする手段が必要なのです。iPadやkindolなどの電子ブックというメディアが普及し始めて、紙ベースの書籍の存続が危ぶまれていますが、「読書」の効果が揺らぐことはありません。

 選抜特進のみなさん、読書の習慣は継続できていますか。少なくとも週に1冊、年間50冊程度の読書量は確保するように言いましたが、どうなのでしょう。毎日、新聞を広げ、社会面・経済面・国際面などに目を通す。自分で読もうと決めた分野の書籍を5冊なり10冊なり読破する。常識と教養を身につけるためには、こうした活動の積み重ねが大切です。授業では扱わないだけに、その差は目には見えにくいのが怖いところです。