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東大・京大入試動向研究会

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週末に予備校で行われた東大・京大入試動向研究会に参加してきました。詳細についてはいずれお話しする機会もあると思いますが、高校1年生として知っておいて欲しいことをアップしたいと思います。

東京大学の前期での募集は文系が約1200人,理系が約1700人です。京都大学の場合も募集人数は約3000人弱です。それに対する志願者は3倍前後ですから9000~10000人くらいが受験を志すわけです。入学者のうちで現役生が占める割合はいずれも6割強ですから、3人に2人ということになります。中学入試・高校入試とは比較にならない規模で入試がおこなわれるのです。

東京大学の場合、満点550点のうち、センター試験分は約100点です。配点だけ見ると二次の得点力に意識がいきますが、合格者と不合格者のセンター得点率に有意差が出ていることから、センター試験を軽視するのは危険です。同じことは京都大学の結果にも出ています。センター試験の科目を考えると、高校1年・2年での授業を大切に受けておくことがいかに重要かが分かると思います。

進路を考える上で避けることのできない大学選び。自分の希望する大学へ進学するためには、入試の時点でそれに見合う学力が必要であるという当たり前のことを意識しておいて欲しいと思います。