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最先端実験科学教室を体験して 感想③

 先週末にアップしていた最先端実験科学教室に参加した生徒の感想の続きです。

 今回の最先端実験科学教室を受講して改めて実感したことは、知っていることと実際に行ってみることは全く違うということです。実験の手順や操作の意味を理解していても実際に実験を始めると手が足りなかったり、予想していたものとは違う形で結果が出てきたりと、その場で自分の持っている様々な知識と技術を駆使しなければならなく、今回、大変苦労しました。研究所の方がおっしゃった「百聞は一見に如かず」、これから学んでいく上で大切にしたいなと思いました。

 今回の実験では、普段学校ではできないような実験をさせていただきました。初めて見る道具や機械ばかりで戸惑う私たちに優しくそして、丁寧に説明をしてくださり、マイクロピペットを使って行うPCR法や電気泳動も安心して実験することができました。
 研究員の方々の生の声を聞いてみて、将来研究も魅力的だなーと感じました。私は薬剤師になるのが夢でしたが、視野が広がったような気がしました。
 今回は貴重な体験をさせて頂き、そしてこのことは自分の自信になると思います。生物の奥深さを知り、さらに生物が好きになりました。

 今回、こういう機会を頂いて、本当に勉強になったと思います。
 私の一番の収穫は、もちろん最先端の機械を使った実験もそうですが、やはり、研究員の方のお話を聞くことができたことです。研究員の方々がホヤやレンギョウなどの話を本当に楽しそうに説明して下さるのを見て、ここは私の憧れる職場だなと思いました。また、「百聞は一見に如かず」という言葉通り、実際に電気泳動やPCR法、カルスを目で見て、より一層理解を深めることができました。これも研究員の方々が私達の質問に丁寧に答えて下さったおかげだと思います。私はもともと生物が好きだったのですが、今回、この教室に参加して将来も生物と関わっていける道に進みたいと思いました。