環境講座と学年保護者懇談会
沖縄研修旅行も近づいてきました。生徒たちも、ちょっとソワソワしだしています。今日の3・4限目、沖縄研修旅行の事前学習として『中3環境講座』が、文化館視聴覚教室で行われました。今回の環境講座では「沖縄の自然と生物多様性」というテーマで、琉球大学理学部海洋自然科学科、理学博士の土屋誠先生を講師としてお招きし、講義をしてくださいました。研修旅行のプログラムに、東村の慶佐次川でのマングローブの観察やカヌー体験を行う予定になっています。それに合わせて、マングローブの生態についても詳しくお話ししていただきました。
以下が生徒たちの感想です。
・自然の貴重さと重要さを改めて感じました。また自然と生物の共生の大切さも感じました。
特に印象深いのがマングローブについて。胎生種子という繁殖方法や根が地中から出ているなど知らないことが多々あり、驚くこともありました。
・特に興味を持ったのはドードーです。本当にこんなに大きい鳥がいたことが信じられなくて、もし、今も生きていたら会ってみたかったなぁと思いました。
・ひとつ崩れたら全て崩れてしまう、またその原因がほとんど人間のせいだとすれば、私たちにも他人事じゃない
・マングローブはすべての命を支えている大切な木だということもわかりました。
・実際に沖縄に行ったときに、今日お話しを聞くのと聞かないのとでは感じることも全然違うと思ったし、より楽しめると思います。
・今度の研修旅行でカヌーに乗って環境講座でやった生き物が見れたらいいなと思いました。
・説明がとても分かりやすく、沖縄に行くのがますます楽しみになりました。
・サンゴ礁の現状を聞いて、とても深刻なんだと知りました。絶滅を防ぐためにも、私たちのできることを出来るだけ多くのことをしたいと思いました。
・なぜ、沖縄には固有種が多いんだろうと?という疑問が海水面の上昇などによって、古来に島が独立してしまっていたことから起こったんだという理由で解けたのでよかったです。
・人間の生活とかかわりの深い生物たちの環境を、人間の生活によって壊すことはお互いの生活にとって、とても良くないことだと思った。
環境講座の様子
さらに、放課後、『中3の学年保護者懇談会』が行われました。校長先生の話のあと、学年主任の野村先生から沖縄研修旅行についてのプログラムや注意事項などが話されました。さらに、各担任から学習面・生徒指導麺・年間行事予定についてご報告させていただきました。たくさんの保護者の方に来ていただき、誠にありがとうございました。なお、本日ご欠席された保護者様につきましては、月曜日にお子様を通じて、2学期中間考査の成績表と、資料をお渡しします。
中3学年懇談会の様子