水と森の特別な関係
— 林間学舎事前学習を行いました —
かけがえのない水を未来へ残すために,豊かな森を育てよう—。
23日から2泊3日で実施予定の「林間学舎」。 その事前学習を19日午後,学園講堂で行いました。 サントリー水科学研究所から講師をお招きし,水と森の関わりについて講演していただきました=写真左。 講演の最後には全員が水の飲み比べを体験=写真右。 硬度が低い日本の水(軟水)と高いヨーロッパの水(硬水)の両方を口にし,味や口当たりの違いを感じ取りました。
講演では水の循環,とくに地下水と森林との関係について説明されました。 樹木が密集して地表に日光が届かなくなった森林の写真が示され,適切に間伐などの手入れをすることが大切で, その結果豊かな水を育む「スポンジのようなふかふかの土で覆われた森林」が生まれることを学びました。 また,日本とヨーロッパの土地の違いから含有するミネラルの量に差が生じ,取水する土地によって「水の硬さ」の違いが生じることも教えていただきました。
教室に戻るとすぐに感想文。 「大山は中国地方最高峰の山だと聞いてワクワクしていたが,今回の事前学習で自然というテーマにも目を向けて登ってみようと思った。(中略)大山に登って雄大な自然を見たとき,水のことも少し頭に入れて楽しみたいと思った」(男子)。 大山登山にも環境という視点が1つ増えたようです。
今回の学習では「サントリー天然水奥大山ブナの森工場」(鳥取県日野郡江府町)を訪れ,記念植樹をする予定です。 環境保全に向け,第一歩を踏み出すよい機会かもしれません。 「小学校でも盛んに環境学習を行ってきて,その度に『いつか生かしたい』と作文に書いてきた。 その機会が来たと思った。 伐採も植樹も水について学んだこともあるが,今回の講座でさらに多くのことを知ることができた」(女子)。
中学2年生は,7月23日から2泊3日で「林間学舎」に出かけます。 大山登山をはじめとして,「サントリー天然水奥大山ブナの森工場」の見学と記念植樹を行い, 森林や湿地の散策と環境について学ぶ予定です。 その様子は本ブログで随時お知らせします。 定期的にごらんください。