兄弟は300匹!
「台湾で見つかった妊娠したジンベエザメのお腹から,300匹の赤ちゃんサメが見つかりました」。 驚きのサメの生態とその写真に,生徒から思わずの声があがりました。
沖縄への研修旅行をひかえ,環境講座(事前学習)を行いました。 今回の講座は,「美ら海水族館」を運営する沖縄美ら島財団から講師の先生が来校。 「美ら海に生きる沖縄の多様ないきものたち」と題して講演していただきました。 美ら海水族館で飼育されている魚のエピソードを知り,訪れるのが楽しみになりました。
講演の前半では,沖縄の海の特徴や魚の紹介,そしてサンゴの説明。 透明度が高く,海深くまで光の届く明るくて美しい海中の写真に魅了されました。 また,深海魚の説明では,私たちが普段見慣れている魚の形とは異なり,目が退化したり,口や顔が異常に発達したりと「変わった姿の魚」に驚きました。
後半では,先生の専門でもあるサメの生態について説明していただきました。 サメには多くの種類があること。 繁殖の方法には,卵生と胎生のいずれもあり,母親の胎内で子供が大きく成長するメカニズムも様々であること。 そして,まだ解明されていないこともたくさんあることなどを知りました。
講演の最後の「ジンベエザメの繁殖が夢です」という言葉に,研究者の情熱を感じました。 でも,300匹のサメの赤ちゃん,どうするんだろう?
おしらせ
学年通信を配布しました。 行事予定などを掲載しています。