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既読スルー?

土曜日から通常授業が再開し、次々にテストが返却されています。本当ならその悲喜こもごもの表情をお伝えしたいところですが、そんな訳にも参りませんので、本日は文章だけです。

定期考査は、範囲が限定されていますから、各科目とも4月からの授業内容を中心に出題されています。どの科目でどれだけ得点できたか、一つの科目の中でもどの分野で得点できて、どの分野で点を落としたのか。結果を分析すれば、4月からの「自分のあり方」まで見えてくるはずです。さて、テストを作成する我々は、生徒の皆さんに、「どうですか?この辺りは理解できていますか?こんな問題はどうですか?」と、手紙を送っているようなところがあると思いますが、そうすると、答案は皆さんからのお返事ということになります。採点後、返却した答案は、さらにその返事となりますから、皆さんはそれをよく読んで、さらにさらに返事を書かねばなりません。理屈で言うと、そうなるのですが…。妙なたとえ話になりましたが、昨今既読スルーなる言葉があるようですね。メールの返信に躍起になるより、テスト結果を受けて、いかに動くかを大切にしてほしいと思います。十分に時間をかけられたのか、学習方法に見直すべき点はないか、検証しなければ、修正のしようがありません。平均点を気にするより、まずは自分の答案と向き合ってほしいものです。