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ヘルバルト生と語り合って

先週土曜日から来校中のヘルバルト生と一緒に授業を受けたクラスがあります。授業の内容は、「Finding the Real Santa Clause」。

クリスマスの祝い方やサンタクロースのイメージなどについて、ディスカッションをしました。
雲雀生もヘルバルト生も互いに気づいたことを発表してもらったところ、クリスマスの過ごし方や祝い方に加え、クリスマスツリーや食べ物などにおいても相違点があることに、互いに驚いていたようです。

英語でのディスカッションには緊張していたようですが、ヘルバルト生に英語で深く質問を重ねられたことに喜びを感じ自信を持てた生徒も多かったようです。

特筆すべきは、準備段階です。サンタクロースの帽子をかぶって、日本の幼稚園や保育所で行われるクリスマスパーティーについて説明しようとした人がいることです。比較的多くの人の記憶にあるのではありませんか?・・・

・・・サンタクロースがプレゼントを持ってやってくる・・・
・・・ひげと帽子で顔はよく見えませんが、にっこり微笑んでくれている・・・
・・・優しげであたたかい気持ちになる・・・

幼い頃は、プレゼントをくれたのはサンタクロースと信じています。それがお父さんだったり友達のお父さんだったり・・・分別がつくようになって、「あの時のサンタクロースは・・・」と後に教えてもらうことになります。

そのような経験を語るべく、帽子ならず英語の予習も真剣そのものだったその人の様子を見ながら、きっとすてきな大人になってくれるだろうと感じました。その他にも、折り紙をどのように教えるかを事前に練習している人たちもいました。これから先も、文化の交流をきっと率先して担ってくれるだろうと思っています。

ディスカッションの後は得意の折り紙講座でしたが、自信をもって懸命に教えていました。
ヘルバルト生との交流が良い体験となったのではないでしょうか。また、良いおもてなしであったとも思います。

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ヘルバルト生とのお別れは、涙で目が赤くなっていました。想い出を大切に、今後も交流が続いていきますように。

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追伸:
小論文の書き方の指導が始まっています。第1回講座のテーマは、「作文と小論文はどのように異なるか」でした。今後も続けていきます。