« 期末考査2週間前 | メイン | 近づいて来ました »

文は人なり

 先週のLHRから小論文の指導を始めています。と言っても、「小論文とは」から入って、まだ入り口をうろうろしているのですが、自分を知り、社会に目を向けることにつながれば、これこそキャリア教育そのものではないかという思いもあります。
DSCF1890.jpg DSCF1891.jpg DSCF1894.jpg DSCF1895.jpg
 志望理由書や自己推薦書、AO入試のエントリーなど、大学入試において、文章が必要とされる場面はどんどん増えています。大学入学後も試験やレポートがあり、就職の際にはエントリーシートがその入り口となる昨今、「書くのは苦手」では済まされないのは、生徒たちもよく承知しているでしょう。
 どんなに立派なことを考えていても、それを表現できなければ、伝わらないのですから、文章表現に親しみ、熟達することは、有益であるばかりか、生きていくために必須とさえ言えます。そして、この時期、「わたし」とは何者か、いかに社会と関わっていくのかを自らに問いかけることは、文理の選択、科目の選択にも生きてくるでしょう。書くことを面倒がるのは、自分に向き合うことを恐れているのかも知れません。恐れず、真摯に自分を見つめ、まずは文章の「型」を身につけてほしいと考えています。