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科目ごとの勉強のし方

実力テストが返却されています。

数学・英語・国語・理科・社会の5教科ですが、
それぞれ取り組み方の違いによって、
定期テストとは違った得点分布になっている様子です。

英語では、一貫・発展コースで、同じテストを実施しました。
結果は残念ながら平均点に開きがでてしまいました。

あまりコースごとで当てはめて考えるのは乱暴だと思いますし、
筆者自身あまり好きではありませんが、
やはり「傾向」(あくまで傾向)として認められるのが、
家庭学習習慣定着の出来ている人の比率です。

特に英語や国語は毎日の取り組み方、
あるいは、
言語・言葉・表現に対する意識そのものが習熟度に大きく影響します。

さらに言うと、
英語は普段の生活で意識的に使う機会が国語よりも少ないため、
意識的に自ら能動的に普段の生活内で触れなくてはなりません。
したがって、
その機会である家庭学習の質というものが、
結果に大きく影響してしまいます。

学校の授業だけで、言語の完全な習熟を図ることは困難です。

定期テストで点数はとれても、
実力試験や校外模試で結果がなかなか出ない人は、
この家庭学習習慣の定着、
言い換えれば、
「英語に触れる機会を自分で得る・見つけること」に
課題を残している可能性が高い
と言えます。

筆者の個人的な主観ですが、
英語や国語は言語である以上、多くの人に開かれているものだと思います。
言語は勉強ではありません。コミュニケーションのための道具です。
日本語や英語は、「学問」ではなく、生活に根差した「言語」であり、
そこに「苦手」とか「得意」などの意識は本来ないのだと思います。
(たとえば、数学よりも、日本語が苦手だと思っている日本人がいないように)

普段から老若男女いろいろな人たちと触れ合う中で、
コミュニケーションの楽しさを感じ、
言語に対してより積極的になってくれればと思います。

以上、ブログ担当(まじめバージョン)でした。