« LHR~クラスの為の勇気~ | メイン | 月曜日 美術の試験です! »

「留学」とは

カナダ研修の参加者に最終説明会のお手紙を配布しました。

昔と比べて、
このようないわゆる「海外留学」のチャンスは多くなったと思いますが、
中2のみなさんは、
「海外留学」にどのようなイメージを持たれているでしょう。

ひょっとすると、
「敷居が高い」
「私なんかが海外に行っても…」
「日本だけで人生完結!」
なんて思っている人もいるかもしれませんね。

英語教員をしているブログ担当も、
二十代後半でちょっとだけカナダ留学をしていましたが、
実は、それまで「日本だけでいいやん」という人でした。

しかし、いざ留学をしてみると、
「海外留学」の本当の意味に気付かされました。

【海外留学=言語を学ぶ機会】という人もいるでしょうが、
私はそれは正確ではないと思います。

「海外学」という言葉の意味する通り、
海外にいられる期間は限られています。

10年20年居るならまだしも、
数年、数か月、数週間、あるいは数日間、外国にいたところで、
現地に根差した言語のすべてを学べるはずもありません。

いずれは日本に帰ってくるわけですし、
それからまた、英語なら英語を日本で勉強せねばなりません。

「海外留学」とは、
【海外に対する意識的な壁を薄くする機会】と捉えるべきだと思います。

世界は魅力的で刺激的なものであふれています。
ぜひ積極的にそれらに触れて、
見聞を広げ、
多くを許すことができる、
器の大きな人物になっていただきたいと思います。


カナダ研修に限らず、
この夏海外へ行くという人は限られた期間の中で、
研修に、パーティーに、ホームステイに、
できるだけ濃密な時間を過ごして、
「外国に対する意識的な壁」を薄くいただきたいと思います。
english_a22.jpg