遥かなる復習ロード
復習とはどうすること?
…問題を解きなおすことだと思っていませんか。
・・・違いますよ!!!
問題を解きなおすことは重要なことではありますが、
「遥かなる復習ロード」の一つの曲がり角にすぎません。
たくさん問題集にのっている一つ一つの問題というのは、
あくまでその単元の末端です。
末端である以上、核心より重要ではありえません。
答え合わせをすれば問題の答えはわかるでしょうが、
核心はその問題の答えではなく、
その問題のどこに出題の意図があるのかです。
例えば、今回の英語の実力テストより、
「私は早く答えを見つけようとしました」という意味になるように,
下の語群内の単語を入れ替えて英文を作りなさい。
( quickly / I / find / to / tried / answer / the ).
正解: I tried to find the answer quickly.
という問題ならば、その出題の意図というのは、
【不定詞"try to (動詞の原形)"「~しようとする」】です。
quicklyやtheの場所などではありません。
このtry to~がわかれば、こういったそれぞれの単語の場所は自然にわかります。
不正解だった人は、
このような「核心」の理解が不十分だったのかもしれませんね。
ではその「核心」を忘れないためにはどうしたらよいのか。
「授業ノートを見返すこと」です。
毎日授業が行われている以上(もちろん日曜は除いてですが)、
「ノートを見返せない日」という日はありません。
ノート(主に板書やプリント)には教科担当の先生方のまとめた重要な核心が
たくさん書いてあるはず。
つまり、「復習できない日」は無いのです。
「どうやったら成績が上がるんですか」
中学生の諸君には大変大きな問題です。
「もうどうしたらいいのかわからない」
「テストの勉強はちゃんとしてるのに」
とそういう声もたまに聴きますが、本当にそうでしょうか?
復習、やってる?甘えはない??
さぁ、授業ノートを見返そう。
きっと「核心」が見つかるはず。