教育実習 三者三様の想い
2,3週間に及ぶ教育実習も今日が最終日。
教育実習の先生は、
教育実習中に必ず「研究授業」を任されます。
(下写真:体育の「研究授業」の様子)
多くの場合は実習最後の週に担当教官の授業を任され、
それら任された授業の内 少なくとも1回、「研究授業」ということで、
校長先生や教頭先生をはじめ、
多くの先生方に見学されながら授業をします。
教育実習の先生方にとっては、非常に緊張する1週間となります。
そこには、
実習の先生、生徒、あと実習生指導教官の先生の三者三様の想いがあります。
生徒の皆さんからすると、
若いお兄さん、お姉さんに教えてもらえる楽しい授業。
実習の先生方も少しでも良い授業にするために、
楽しいプログラムや新しい試みをしたりします。
思い出に残る1週間です。
実習の先生方からすると、
前述のとおり、「勝負の1週間」になります。
大きなトラブルや指導上の「穴」が無いように必死に努めます。
実習生指導教官の先生からすると、
実習の先生方が思った通りに授業を運べているのか、
狙った学習効果は挙げられているか、
言葉遣いから一挙手一投足、元教え子に熱い視線を送ります。
たくさんの人生が動く教育実習。
生徒諸君、そういう年上の人が必死に頑張っている姿から、
何かを感じ、何かを吸収してほしいものです。
我らが61期生にも、
卒業後、教育実習に帰ってくる人はいるのでしょうかね…(遠い目)