メタ認知
お一つ言葉を紹介します。
その言葉、【メタ認知】。
定義は、
メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。
人間が自分自身を認識する場合において、
自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。
それをおこなう能力をメタ認知能力という。
─wikipediaより
例をあげますと、たとえば、
授業中先生が「私語をやめなさい」と言ったとします。
怒られたA君は、B君に、
「なんだよ、ちょっと話していただけなのに。なぁ、B君??」と言います。
「うん、そうだね」とB君。ところが、実は、B君は、
「授業を聴きたかったのに」とA君の行為を迷惑に思っていました。
もう一つ例を挙げます。
Cさんは、大好きなD君のために、学校にお化粧をして行きました。
「先生にばれないか心配だけど、あの人に振り向いてもらえるかも」。
ところがD君はCさんに、
「化粧なんてして、不真面目な人なのかな」と悪印象を持ってしまいました。
(上記 2例はフィクションです)
A君も、Cさんも、どちらもメタ認知能力が低かったと言えます。
メタ認知能力が低い人は、
「自分が感じているように他人も感じるだろう」
と思ってしまうクセがあるということだそうです。
学業、人間関係、
どちらの場合でも重要な能力だと思います。
秋の夜長に一度じっくり「自己モニタリング」してみては??