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親孝行の日              第68号

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学園では10月1日の創立記念日を「親孝行の日」として取り組みを行っています。創立の精神は私学にとって最も大切な使命・ミッションであり独自性です。保護者のみなさまにもご理解いただき、一緒に大切にしていきたいと思います。
全校生徒が家庭で料理を作る取り組みを行いました。その様子を親孝行の木としてまとめていきました。保護者のみなさまにはご負担をおかけしたかもしれません。ありがとうございました。学年懇談会などで来校の際には是非ご覧下さい。
中学生には、教頭、指導主事より講演「親孝行」を行い、各クラスでも「私たちの道徳」(文科省)を活用した授業を行いました。中学3年生には私の中3時の経験をお話ししました。
先日の全校朝礼でもお話ししました。みなさんの心の中にどれくらいの大きさの親孝行の木が育っているでしょうか?小さな芽が出てきているかもしれません。この親孝行の心は、自分の中に大切にしていかないと育っていかないと思います。自分で大切に水をやり、日を当て親孝行の木・心を育てて下さい。親と一緒に住んでいない人もあるでしょう。行動を起こすことが難しい人もあるかもしれません。私は「親孝行」とは何だろうと考えること自体が親孝行だと思います。雲雀丘学園の生徒には、なによりも親孝行の気持ちを大きく育てて卒業していってもらいたいです。

<鳥井信治郎理事長> ~1954年中学校校舎落成にあたり挨拶抜粋~
 もともとこの学校は、皆様のご発意によって生まれた特殊な学校でありますので、皆様のご意見にそう、孝行の出来る人間を育てる学校に致したいと考えて居ります。今頃親孝行などと申しますと、古い教育だとお感じの方もありましょうが、私は、親孝行のできる人間でなくては、世の中に尽くすことも出来ないと思います。従って、親孝行というものは人間最高の道だと強く信じて居ります。孝行ということは、その人が人間として立派でなくてはできないものです。即ち、徳が身についていなければ出来ないことであります。徳のある人は、世の中に出ても認められ、必ず立派な仕事をして行くことが出来るものです。 この学校は親孝行な人間を育てるという教育方針をもった学校でありますので、この学校の卒業生は親孝行ということを常に精神的なよりどころにして世の中をよくしていくために働いてくれるものと信じております。