« こんな本読んだ   第47号 | メイン | 兵庫私学フェスティバル 第49号 »

夏のチャレンジ 工事関係      第48号

ビフォー、アフターです。
s2018072302.jpg s2018081501.jpg
専用通路。ブロック塀撤去。新設塀。
s2018072002.jpg s2018081401.jpg
芝生の補修が終わり養生中。緑になりました。

s2018081403.jpg          s2018081503.jpg
中学校舎西館外壁・屋上防水             緑化植栽

今週はじめは「特別休暇」で休日対応、教職員も「年休取得週間」を設定しています。しかし、高3夏期講習やクラブの合宿、大会などこの日程に合わせることが難しいものもあります。
校内を巡視してみますと、休暇期間中とはいえ合宿や合宿の出発帰着、練習が行われております。一方でこの夏休み期間中に数々の工事や修理も行われております。授業は行っておりませんが生徒の活動がたくさんありますので、関係の方と日程や時間帯を事務室職員が調整しております。場所の制限だけでなく、音やにおいなどを含め安全性が重要視されます。7月の懇談や講習でご迷惑をおかけしたのではないかと思います。
2学期始業式までの短期間に調整しながら進められています。このお盆時期も格好の工事の前進期間になっているようで連日たくさんの方が作業をされていました。
雲雀丘学園では、生徒の学習環境の整備にも対応しています。設備には、①中長期計画的事業②一時的事業③毎年度事業④緊急的事業、a修繕的事業、b改編追加的事業、c新規事業に分けることができます。本校では、7年前に高校校舎新築でとどまらず、既存の中学校舎や中央棟を計画的に大規模事業として、外壁塗装、空調設備の入れ替えを行いました。生徒が直接扱う中身においても中学生と高校生の差があってはいけないと思い、中学校のトイレ、扉、床、机いすの入れ替えを順次行いました。また、新しい教育活動への対応として、中高全教室に電子黒板機能のついたプロジェクターの設置、PC更新をしました。専用通路ブロック塀は緊急的、気づきにくいですが、床面やクーラーのフィルター清掃や緑化植栽は毎年度となります。70周年記念事業では新規事業を構想しています。
このような設備の部分は、公立校では公共性、継続性の課題があり、私立学校では原則独自負担ですので、いずれにせよ財政的な部分とも大きく関わります。財政が厳しい学校では計画はあっても、後回しになってしまったり、新校舎建築後は改善が進まなかったりということがあります。学校経営力には、スクールマネジメントとして校舎、設備、教育環境整備は重要な要素です。生徒の安全性と教育の充実を意識し、継続的に計画的に取り組みます。

また、生徒の皆さんには、「当たり前」でなく「ものを大切にする感謝」「学校の資産を受け継ぐ」「公共の場所でのふるまい」を伝えていきます。
2学期に向けて、着々と準備が進んでおります。