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終業式それぞれ

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登校途中の街路樹に「百日紅(さるすべり)」があって今年も薄紫と紅色の花を咲かせています。「百日紅」は中国名で、花期が長いことで名づけられたとのこと、実際、梅雨のころから秋の初めまで咲きつつづけます。そして明後日は「大暑」、いよいよ暑い夏の始まりです。
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雲雀丘学園は昨日、小学校の終業式が記念講堂で、そして今日は朝、校庭で中高の終業式が行われました。小学校では石田校長が話の中で、ある4年生のお年寄りへの親切な行為を取り上げました。1週間ほど前のことですが、この児童はJR川西池田駅で道に迷ったおばあさんを帰る方向が同じだったので、「額から汗を滝のように流しながら」伊丹駅までお連れしたそうです。おばあさんは児童の特徴も添えながら「親切な彼」を探してほしいと学校に手紙をお寄せになったのでした。

こんな話を聞くと本当にうれしくなります。実はこの春先も中学校で同じような話が続けてありました。困っている人を見てお手伝いできること、これは人間として最高の行為です。かけがえのないものです。雲雀丘学園は「親切な彼」をもっともっと生んでいきたいと思います。

中高校の中井校長は挑戦の話しでした。この夏休み、どんなことでもいいから一つ目標を決め、限界を超えろという檄です。他人から言われたことは長続きしません。自ら目標を決め取り組んだから頑張れるものです。「やってみなはれ!」は雲雀丘学園の本領とするところ。集中力を発揮し、ぜひ校長に達成の報告をしてください。(2017.7.21)