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時間を守るということ

社会に出ると法律・条例があるのと同様に、学校には校則があります。
生徒会の掲示板に校庭の使用ルールが貼り出されていました。
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みんながルールを守ることによってよりよい社会を実現するのと同様に、みんなが校則や思いやりを持つことによって学校という組織は成り立っています。その最たる例が時間です。

「遅刻をしない。それは、相手の時間を大事にするということなんだよ」。
会社を経営され成功をされている方の本にこんなことが書いてあったのを覚えています。約束の時間に遅れることは、それだけ相手を待たせること。相手の時間をムダに使わせるということです。「たかだか1分や5分くらい、いいじゃないか」。確かに5分くらい遅れたところで、命まで取られることはないでしょう。しかし、問題なのは遅れる時間の長さではありません。そこに潜む「このくらい待たせても平気だろう」という気持ちです。遅刻しても何とかなる。「ゴメン」と謝れば大丈夫。自分の遅刻によって周囲に迷惑がかかっていることに気づかない、気づいていてもたいしたことだと思っていない、という甘えの意識です。
時間を守る人は、時間の大切さを知っている人です。自分の時間も相手の時間も、同じように大事にできる人、時間を大事にするために自分を律することができる人。だから信頼される人になれるのです。

みなさんも予鈴着席や遅刻をしないなど時間厳守というのを少し意識してみてはどうでしょうか。