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風紀の乱れは心の乱れ

「人は見た目ではなく中身だ」という言葉をよく聞きます。
これは本当です。

しかし、「人の見た目は中身との関係性を表す」とも言えます。

イギリスの大学教授がある研究結果を発表しています。それによると、服装が派手なら派手な遊びをしている人が大半で、地味ならインドアで読書などを静かに楽しんだりとかそういう傾向におのずと進んでいるというのです。つまり、表情や行動だけでなく、服装や髪型までもが自分の心に繋がっているということです。

しかも、それは自分の行動だけでなく他人の行動にも影響します。 例えば素行が悪そうな服装をしている銀行員にお金を預けたいと思う人はあまりいないでしょうし、貧乏くさい弁護士に弁護を頼みたいと思う人もあまりいないと思います。それよりは、清潔感があるスーツをぴしっと着こなしている人にお願いしたいでしょう。人が第一印象で判断する割合は大きいのです。

心と身体はつながっていて、服装や見た目も心の表れです。こういった考えを仏教では唯識思想といいます。「すべては心の表れ」です。

心も服装も髪型も乱さず、芯をもった学校生活を送って下さい。