小学校の入学式に参列して
4月11日(火) 雲雀丘学園小学校の入学式が行なわれました。
本学園は幼稚園から高校までの一貫教育を行なっているため、小学校の状況も知っておきたいという思いで参加させていただきました。学校によって実施の内容が異なるのは当然ですが、これまで公立高校での勤務経験しかない私にとって驚いたのは、国歌斉唱です。全児童が大きな声で君が代を高らかに歌いあげました。よく見ると新入生もしっかりと歌っています。公立の場合にも入学式や卒業式等の式典の際には君が代斉唱を行なっていますが、生徒が歌うことはほとんどありません。なぜならほとんどの公立の小学校や中学校では君が代の指導が行なわれていないからです。後から雲雀丘学園では幼稚園の年長組からしっかりと指導をされているということをお聞きして納得しました。
続いて、新入生はミッキーマウスのテーマソングでステージの上にあがり、担任の先生の点呼に一人一人が手をあげて元気よく返事をしました。その後、校長先生の式辞・教員紹介があり、上級生からの歓迎の言葉や歌や劇が披露されました。ここでも感心したのは、ほとんどの新入生から“おめでとうございます”という言葉に対し、“ありがとうございます”という元気な声が返されたことです。人間としての基本である挨拶がしっかりできるということは何よりも大切です。
最後に、新入生の代表がお礼の言葉を述べ、学園歌を斉唱して終了しましたが、全般的にほのぼのとした心の温もりが感じられる式典でした。
これからも幼稚園から高校まで学園全体として〝人間力の育成〟に注力していきたいと強く思っています。