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避難訓練の実施

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6月28日(水)、「厨房から火災が発生した」という想定のもと、「校舎外に出なさい」という校内放送により、各教室から校庭への避難訓練を行ないました。全クラスが校庭に集合するまでの避難時間は 6分19秒 ということで、昨年よりはわずかですが短縮できたようです。
私は、講評の中で二つのことを話しました。一つ目は〝災害が発生した時には迅速かつ的確に行動することが大切である。今日は訓練ということであるからスムーズに避難できているが、実際に災害が発生した場合には、往々にしてパニックに陥ってしまい、二次災害が発生することになる。これを防ぐためには、先生からの指示や放送内容をしっかりと聞き、落ち着いて行動しなければならない。〟
二つ目は〝日頃から不測の事態に備えて危機管理の徹底をはかっておくことが大切である。特に通路や扉付近に物をおくことを避け、常に整理整頓を心がけておかなければならない。〟
昨今の状況を見ると、いたるところで実にさまざまな災害が起こっているにもかかわらず、「恐らく自分達の所は大丈夫だろう」と安易に考えてしまい何らの対策も打たないということになりがちです。しかし、これらは決して〝対岸の火事〟ではありません。いつ自分達のところで起こってもおかしくないのではないかと考えておく必要があります。
また、地震国である日本ではこれまでマグニチュード7以上の地震が10年に一度の割合で発生しています。既に阪神淡路大震災から11年が、関東大震災(Ⅰ923年)からは83年が経過していますが、『備えあれば憂いなし』、この機会にもう一度防災についての意識を高めていきたいと思っています。