雲雀丘小学校保護者対象学校説明会
9月27日(水)、雲雀丘小学校の保護者を対象に学校説明会を実施しました。この催しは毎年この時期に開催していますが、来年度からスタートする中学・高校の改革が徐々に浸透し始めてきたこともあり、実に140名の方に参加いただきました。
冒頭の挨拶で私は「上(将来)から物事を見る」ことの大切さを話しました。この意味はまず将来の目標を設定し、その達成のために何をしなければならないかを考える。その上で具体的なスケジュール(日付を入れた計画)を作るということです。通常は現状から物事を考えがちですが、これではなかなか大きな目標には到達しません。将来の目標を設定する場合に大切なことは、10年後や20年後に世界や社会がどのようになっているのかを掴んでおかなければなりません。10年後、中学に入学した子ども達は大学を卒業することになますし、20年後には32歳となり立派な社会人、家庭人になっている筈です。
10年後や20年後の世界や社会のことに触れた後、企業の動向や社会で役立つ力、最後に本校が目指す「人間力と学力の向上の両立」について話しました。
続いて、各先生から本校の具体的な教育活動や学校改革の内容、進路状況、入学にあたっての選抜等についての説明を行ないましたが、保護者の皆さんは熱心にメモを取っておられました。また、説明会の後、個別の相談もお受けしました。一方的な説明のためおわかりにくい点があったかもしれませんが、いつでも気軽に相談にお立ち寄りいただきたいと思っています。
本学園には幼稚園、小学校、中学・高校があり、全児童生徒数は約2600人です。それぞれの学校において独自の教育活動を推進していますが、今後は校種間の連携を一層強め、学園としての総合力の発揮が必要です。そのためにも来年度からの中学・高校改革に全力で取り組み、魅力溢れる学校づくりを目指していきたいと考えています。