授業始め式にあたって
各学年は既に数日前からさまざまな形で教育活動を行なっていますが、
正式には今日から全学年が一斉に授業をスタートさせました。この夏休みを通じて大きな事故もなく、元気で登校してくれたことは何よりの喜びです。本来であれば、校庭で全校朝礼を実施するのですが、生憎の雨天のため、校内放送で生徒達にお話をしました。その内容は「夏休み前に40日間の計画づくりということをお願いしたが、その結果はどうだったのか。ほぼ計画通りにやれた人、やれなかった人、計画すらつくらなかった人等さまざまだと思う。大切なことは、まず計画を立てる、次に計画に沿って実際にやってみる、その後できたかどうかを確かめる、最後にその反省に立って新しい行動に移すということである。どうかこれからもこのやり方を身につけて欲しい。」というものです。
この後、高校3年生を除く中学1年から高校2年生までの学年では早速、宿題・実力考査を実施しました。夏休みにしかできない事をしっかりとやった人とこれといった事をやらないまま時間だけが過ぎてしまった人とでは当然のことながら何らかの差が生じているのは間違いありません。こういったことの積み重ねが同じ年数、学校に在籍しているのにもかかわらず、学力においても人間力においても大きな差となってきます。まさにマネジメントにおけるP-D-C-A(plan-do-check-action)と同じことなのです。この手法は将来、社会に出てからも仕事面のみならずプライベートな面においても大いに役立つものです。生徒達が自らのしっかりとした計画をつくれるように指導していきたいと思っています。