コミュニティ・カレッジの開催
9月2日(土)、第一回のコミュニティ・カレッジを開催しました。一時過ぎから、近隣の皆さんを中心に42名の方がお越しになり、約2時間にわたり熱心に受講されました。冒頭の挨拶で、私はいつものように日本のおかれている状況について質問させていただきましたが、「日本の将来については暗い」「学校や家庭教育については満足していない」「地域社会と学校の連携も十分でない」という方が大半であり、改めて教育の充実をはかっていかなければならないと感じました。
この催しは、開かれた学校づくりの一環として、地域社会との連携をはかることを目的に社会科の教員が中心となって検討を加え、本年度初めて実施するということになりました。本学園は地域の人々の熱い思いによって創設され、今年で56周年を迎えますが、これを契機として雲雀丘周辺の地域についての歴史や自然をテーマに地域住民の方々と考えていくことを狙いとしています。
今回の講義テーマは『雲雀丘の地域をさぐる・雲雀丘の歴史Ⅰ』。雲雀丘が波の打ち寄せる海岸であった太古の昔から江戸時代にいたる歴史について、玉井教頭からお話しさせていただきました。終了後も受講者の方から数多くの質問が寄せられ、随分と郷土の歴史についての造詣が深いと感じました。
このカレッジは全部で9回にわたり12月まで開催の予定です。受講者から数々のご意見をいただきながらより良いものにしていきたいと考えています。