大切な土づくり
3日目はいよいよこの修学旅行のメインとなる“ひばりスペシャル大地の学校”です。
8時30分から15分間隔で順次バスに分乗し東川地区、そらの地区、富良野地区のファームやペンションに向いました。
私はサホロリゾートからバスで3時間のところに位置する東川地区のファームステイに同行しました。
農家の方との対面式を行ない生徒達はそれぞれの車で農家に向いました。
中には毎年本校の生徒を受け入れていただいている方も多くおられるようです。
昼食後、いくつかの農家を訪問させていただきましたが、生徒達はトマトの芽かき、イチゴのうね間のわら敷き、ブロッコリーの植えつけ、かぼちゃの植えつけ、木材の切断等慣れない作業に懸命に取り組んでいました。
色々とお話しをうかがうとすべて有機栽培にこだわっておりそのために牛糞、鶏糞、魚粉、米ぬか等を混ぜあわせて発酵させてしっかりとたい肥をつくっているとのこと。
この土づくりのために何年もかかったが土が良くなってくると自然に立派な収穫ができるようになるとのお話しでした。
そのためか、いただいたイチゴやトマトも甘味があり格別でした。
わが国の食料自給率は40パーセントしかなく若者の農業ばなれも進んできています。
今回の体験を通じて生徒達が食の大切さや農業の楽しさ、苦労を理解してくれることを期待しています。
生徒達を心よく受け入れていただいた農家の皆様に心より感謝申し上げます