« 誤った子育て指針 | メイン | 大学合同説明会の開催 »

サントリー佐治社長をお迎えして

 本校では、年に数回「文化講演会」を開催していますが、7月4日(水)、サントリー株式会社佐治信忠社長にお越しいただき、高校生を対象に『「やってみなはれ」精神で未来にチャレンジ!』というテーマでお話をいただきました。
 佐治社長は高校生に話をされるのは今回が初めてということでしたが、一方的な講演ではなく、パワーポイントを活用され解りやすくお話をいただいたため、生徒達も興味深く聞き入っていました。タイムリーに写真やサントリーのCMを紹介されたり、生徒達に質問されたり、少年ジャンプに掲載され単行本は累計一億冊以上も売れた大ベストセラーの「スラムダンク」を紹介される等、実にバリエーションに富んだ充実した内容でした。
 話の中で、現在マリナーズで活躍しているイチロー選手が小学校6年生の時に書いた僕の夢という作文を紹介され、「プロ野球選手になる、ドラフト一位で契約金は一億以上」という夢を実現するために365日中360日練習する等、血の滲むような努力をしているから必ず夢は実現できると自信を持って断言しているが、これがイチロー選手のすごいところである。将来自分が達成したい夢が明確であればあるほど自分が何をしたいかがはっきりしてくる。そうすれば努力が苦痛でなく楽しく感じられるようになるということで、夢や目標を持つことの大切さを熱っぽく語りかけられました。
 しかし、全員がイチロー選手のように夢を持てるかどうかは疑問である。今大切なことは、それぞれの時期において何かに没頭すること、目の前の目標に向かってただひたすらに集中して打ち込むことである。それが自分の成長につながっていく。きっかけは何でも良い。失敗は怖くない。何回でもチャレンジできるのが若さの特権である。創造力で壁を乗り切り、自分らしさは自分で形づくっていこう。
 最後に本学園の創立の精神である「親孝行な人はどんなことでも立派にできる」という孝道に触れられ感謝の気持を持って、未来の自分を創るために「さぁ やってみなはれ」で締めくくられました。
 本日のお話をお聞きして、間違いなく生徒達は勇気づけられチャレンジすることの大切さを感じたことでしょう。
佐治社長には大変ご多用中にもかかわりませず、貴重なお時間をおとりいただき心より感謝申し上げます。
変換 ~ 7月4日サントリー講演会 011.jpg 変換 ~ 7月4日サントリー講演会 018.jpg