私学展2日目を終えて
※ 阪急電車内の本校の広告です。
8月25日(土)、昨日に引き続いて『兵庫県私学中学・高等学校展』2日目が開催されました。会場前のミーティングで昨日説明会終了後もパンフレットを取りに来られた方もあり、一日目の来場者は2900名を超えたようです。
本日の来場者の予想は3100名ということでしたが、これをはるかに超える方がお越しになったようです。私も数多くの保護者や生徒から学力向上のための授業時間数・カリキュラム、長期休業中の授業、部活動、キャリア教育や人間教育等に関するさまざまな質問をお受けし、公立中学・高等学校にはない特色ある教育に対して実に大きな期待を寄せられていることを感じました。本校の学校説明会に参加して入学を希望されるようになった方、本校のホームページを見て興味をもたれた方、友人や塾から情報を入手された方等さまざまでしたが、一つ一つの広報活動の積み重ねが非常に大切であるということを再認識しました。また、小学校4年生や5年生の保護者の方も多数お見えになり、早くから進学のことを熱心に考えておられることもわかりました。更に他校のブースや教員の対応、工夫を凝らしたパンフレットをはじめとする広報資料をつぶさに見ることができ大いに勉強になりました。
来場された教育関係者の方ともお話しましたが、「今は各校ともコース制の導入やカリキュラム・授業の見直しを行なっているため、少しの変更ではほとんどインパクトがない。」や「何もせずに現状維持の姿勢の強い学校は完全に取り残されてしまっている。」「多くの私学の中でも急速に変化してきている学校がある。」等の言葉が印象的でした。
各校とも独自の特色ある教育活動を推進されていますが、これらをそのまま取り入れてもうまくいかないのは当然です。素直に他校の良いところを学び、自分達の学校にはどのようなやり方が良いのかを考えていくという柔軟な姿勢が必要です。まさに『進歩なき者は退歩』です。これからは全ての学校が切磋琢磨することにより、兵庫県ひいては日本の教育のレベルの底上げをはかっていきたいものです。