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夏期教員研修会~小論文研修会

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 続いて、学習研究社の学力開発事業部の尾川直子先生に、約90分にわたり、小論文の講演会を実施していただきました。今、多くの大学でAO入試が導入されてきていますが、なぜ小論文が必要なのか、これから社会で求められるものは「自己表現力=生きていく力」であり、積極的に自分で考えてみる姿勢が大切である。作文と小論文の違いは何か、小論文には論理性と客観的視点が必要、論理的な小論文を書くためには序論・本論①・本論②・結論といった構成が必要、出題の中心は社会問題になっており、経済・環境・医療といった分野に注目しておくこと、トレンドを考えるキーワードとしては「格差」「グローバリズムの逆説」「教育の自明生」といったものがあげられる、良い小論文を書くためには、前提としての社会的基礎知識、課題文の理解、自己主張、根拠の具体性が必要である。
  更に、先生が添削するときのポイントや小論文のために読むべき本の紹介、志望理由書を書くための材料集め、自己PRの書き方等についても詳しく説明していただきました。
  小論文の指導は国語科の先生だけが行なうのではなく、理科や社会、外国語等他の教科の先生の力も必要になってきます。そのためには、全教員が社会の動きをしっかりととらえておかなければなりません。まず、私達教員がしっかりと勉強していかなければならないと痛感しています。
  本日、学習研究社の皆さんにはご多用中にもかかわりませず、大変お世話になりました。ご指導に対し、心よりお礼を申し上げます。