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中学入試は親の入試

  先週土曜日の読売新聞の学園特集に〝メリットいろいろ! 私立中学受験という選択〟という記事が掲載されましたが、この中で保護者の皆さんにとって参考となる内容がありますのでお知らせします。
  私立校といっても実にさまざまな学校があり、教育方針も異なっています。従って志望校がまだ決まっていない人は各校の入試動向をしっかりとチェックし、早めに受験する学校を絞り込むことが大切です。また、ほとんどの学校では中学と高校が併設されているため、中学に入学すると人生の中でも多感な思春期の6年間をその学校で過ごすことになります。この間にどのような学校生活を送るかが将来の人生に大きな影響を与えるのは間違いありません。
  この特集の中では、大きく三つのことが取り上げられています。
一つ目は「中・高一貫制で本当のゆとり教育を!」
二つ目は「学校改革で個性を伸ばす教育へ!」
三つ目は「保護者のサポートが志望校選びのカギ!」
  私立校では公立校と違って独自のカリキュラムを組むことができるため、高校2年までに中・高で習う内容を終えてしまうケースが多くあります。これは一見ハードなカリキュラムのように見えますが、短期間に「詰め込み方教育」をする必要がなくなり、「ゆとりある丁寧な教育」が展開できることになります。また、最近は子どもの個性を伸ばすために、多くの学校で学科・コースの新設、男女共学化といった学校改革が行なわれ、情操教育やグローバル教育、部活動に注力する等の特色ある教育が推進されるようになってきています。
しかし、中学入試を迎える子どもにとっては、まだまだ自分だけでは判断できないことが多いため、保護者が負うべき責任と果たすべき役割は非常に大きくなってきます。よく『中学入試は親の入試』と言われますが,決して大げさではありません。
  私立校受験にあたっては、子どもの「学力」だけでなく「性格」もよく把握しておき、各校の「校風」を入念に調べた上で検討することが大切です。保護者が志望校について詳しく知るためには、こまめに案内書を取り寄せたり、積極的に学校説明会に参加したりすることが欠かせないポイントです。
  このホームページのトップ画面(左下)にも、個別相談会のスケジュールが掲載されていますので、ご覧いただき是非会場に足を運んでください。