社会で活躍するリーダー ~成功への道
最近の日本は諸外国に比べて起業家(アントレプレナー)が輩出しにくいと言われていますが、経済的に豊かになりすぎチャレンジすることが少なくなった結果ではないかと思います。しかし、過去を振り返ると実に多くの起業家がいることがわかります。思いつくままに列挙すると、本田宗一郎氏、松下幸之助氏、鳥井信治郎氏、豊田喜一郎氏、藤田田氏、小林一三氏、中内功氏、安藤百福氏、柳井正氏、小倉昌男氏、五島慶太氏、浅野総一郎氏、松本清氏、岩崎弥太郎氏、早川徳治氏、鈴木三郎助氏、渋沢栄一氏、堤康次郎氏,鈴木敏文氏、稲盛和夫氏、孫正義氏等です。彼らは我々がいつも目にしている企業を起こされた人ですが、これらの人がどのようにして企業を起こされたかを調べてみることは大変有意義なことであると思われます。
私も以前「私の履歴書」や書物等で一通り読んだことはありますが、彼らは例外なく歴史に残るような大成功の裏で何回も失敗し、挫折を味わい、存亡の危機に瀕しています。以前紹介した本田宗一郎氏は「多くの人は皆成功を夢見、望んでいるが、成功とは99%の失敗に支えられた1%だと考える」と言っています。そして、失敗しても原因を徹底的に追究していくことで、最後の成功という結果に到達するという信念で、常に取り組まれたようです。また、松下幸之助氏は「ひとたび志を持って事を始めたら、少々失敗したからといって諦めてはいけない。物事を成就するためには辛抱強く努力を継続していくことが大切である。」と言っています。
まさに、成功への道は失敗を恐れず果敢に挑戦していくことではないでしょうか。この機会に数多くの起業家の思想や行動を読み返してみたいと思っています。