人の縁を大切に
12月1日というのは、私にとっては忘れられない記念すべき日です。振り返ると、この日は6年前(平成13年)松下電器の四国支店を後任の支店長に託し、教育の世界に新たな一歩を踏み出した日なのです。その後、平成14年1月から大阪府教育委員会において高等学校改革担当校長として3ヶ月間の事前研修を受講。4月より守口市にある新設の総合学科の芦間高等学校の校長に就任しました。そして4年間の勤務の後、昨年4月より雲雀丘学園中学・高等学校の校長に就任しました。
本日は午後2時から、本年最後となる高等学校の説明会を開催しましたところ、約500名の保護者や生徒の皆さんに参加いただきました。もし私がそのまま松下電器に勤務していたなら、一生お会いできなかった方々ではないかと思います。
また夜は、元四国で勤務されていた官公庁の局長や民間の支社長・支店長の皆さんと旧交を温めました。今はそれぞれ異なる役職につき、様々な活動を行なっておられます。経験豊かな方ばかりですので、本校のキャリア教育に対するサポートをお願いしたところ、快く承諾いただきました。
更に本日は偶然が重なりました。それは本校に赴任以来書き続けてきた校長通信が、本日で500回を迎えることになったことです。一生にお会いできる人は限られていますが、これからも人との出会いを大切にしていきたいと思っています。