ニュージーランド研修最終説明会の開催
12月15日(土)、14時よりニュージーランド比較文化研修にあたっての最終の保護者説明会を開催しました。この研修については既に何回か紹介しているようにワイカト大学が運営するホームステイ・プログラムを活用してニュージーランドの家族と一緒に生活することによって文化、生活習慣、宗教、考え方の違いを実際に体験することで、相互の理解を深めることを狙いとしています。
今回は13回目ということになりますが、国際科の高校2年生13名が来年の1月11日から3月15日までの9週間の研修に参加することになっています。
私は冒頭の挨拶で次のような話をしました。〝出発まで1ヵ月足らずになったが、ニュージーランドは日本と季節が逆で、これから暑さが増してくるので、体調管理をしっかりやって欲しい。今、世界にはそれぞれ異なる生活習慣や考え方を持つ66億の人が住んでいる。ニュージーランドに行って驚くことがたくさんあると思うが、大切なのは「まず受け入れる」という姿勢である。若い時に外から日本を見ることができるのは素晴らしいことであり、この経験はこれからグローバル化がますます進展する中にあって大いに役立つものである。出発までの間に、是非日本のことをしっかりと勉強し、日本の良さを伝えることができるようになって欲しい。同時に、ニュージーランドの色々なことについても調べておいて欲しい。〟
その後、ワイカト大学のスタッフから諸注意があり、続いて2年前にこの研修に参加し、現在大学生になっている3名の学生から体験談を語っていただきました。生徒達は期待と不安の入り混じった表情で真剣に話しに聞き入っていました。全く同じ研修を受けても人によって成果に大きな差が生じるのは、積極性のいかんではないかと思います。
〝経験が人をつくる〟という言葉がありますが、今回の研修においても失敗を恐れず果敢にチャレンジしていって欲しいものです。
なお、国際科での本研修は最後になりますが、これまで培ったノウハウをしっかりと引き継ぎ、来年度以降は夏休みを中心に普通科の生徒を対象として実施していく予定です。