貴重な海外留学体験
(1年間留学から帰国した生徒達)
1月9日(水)、9ヵ月間の海外留学から帰国した5名の生徒と懇談しました。留学先は4名がオーストラリア、1名がニュージーランドです。最初に自己紹介していただいた後、今回の留学体験の感想を一口で語ってもらいました。
「日本という国を外から見ることができて、視野が広くなった」「日本の良さがわかった」「家族の有り難さがわかった」「積極性が身に付いた」「共生の大切さを理解した」等です。また、この期間に自分なりの将来の進路についても色々と考え、しっかりとした目標を持つようになった生徒もおり、頼もしく感じました。
いずれにしても、高校時代という多感な年頃に日本を離れて生活するということは、異なる文化や生活習慣、宗教に触れることになり、人生にとって画期的な出来事になるのは間違いがありません。一方で日本という国が持つ素晴らしい歴史、文化、習慣を再認識すると共にその国の人々が持つ日本に対するイメージや現在の日本が抱える課題も明確に掴むこともできます。
私は「これからますますグローバル化が進展する中にあっては、まず〝受け入れる〟という姿勢が必要になってくる。世界には190を超える国があるが、これらの国々と協調していくためには国際感覚を磨くということが何よりも大切になってくる。留学中に感じたことをしっかりと胸に刻み、皆さんの財産にして欲しい。」という趣旨の話をしました。
生徒達がこの貴重な体験をバネにして、これから大きく飛躍してくれることを願っています。