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恒例の寒稽古始まる

  1月11日(金)、例年より少し早く伝統の行事となっている寒稽古が始まりました。本校では人間教育の一環として、男子の体育の授業の中に武道(剣道と柔道)を取り入れており、この寒稽古には高校3年生を除く全学年の男子生徒が参加することになっています。
本日は中学1年・2年生の生徒と剣道部、柔道部の部員達が朝7時に集合し、監督の先生が見守る中、約1時間にわたって元気に取り組みました。稽古を終えた生徒達の顔はやりあげたという達成感で溢れていました。
  一年で最も寒さの厳しいこの時期には、日本各地で逞しい肉体の養成や人格の完成を目指して寒稽古が行なわれていますが、本校の寒稽古に関しては精神面を鍛えることが中心になっています。この行事は来週の水曜日まで続きますが、生徒達が気持を引き締めて学習や部活動に励んで欲しいと思っています。

  なお「寒」というのは、二十四節気の「小寒」(今年は1月6日)から「立春」(2月4日)の前日である「節分」(2月3日)までを指し、「大寒」はこの中間の1月21日です。
  また、本日は正月に神様に供えた鏡餅を木槌で叩き割り、雑煮や汁粉にして食べ一家の円満、無病息災を願う〝鏡開き〟を行なうことになっています。