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第五十回高等学校卒業式を終えて

卒業証書授与 学校長式辞

  2月20日(水)、寒さも和らぎ、素晴らしい天候の下、記念すべき第五十回の高等学校卒業式を挙行しました。開式の辞の後、ピアノ伴奏による国歌斉唱に続いて、普通科と国際科221名の生徒全員に卒業証書を授与し、続いて3年間、無遅刻、無欠席、無早退の生徒20名に皆勤賞を授与、更に中高あわせて6年間皆勤の生徒6名の紹介を行ないました。

送別の歌 卒業の歌

  式辞の要旨は次のとおりです。「五十期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。この門出にあたって、三つの言葉をお送りします。まず一つ目は『高い志が道を拓く』という言葉です。これから皆さんが、活躍できる場はどんどん広がってきます。皆さんは、単にお金や利己的な満足を追い求めるのではなく、〝社会に貢献する〝という高い志を持って取り組んでください。二つ目は江戸時代の儒学者である佐藤一斎の『春風を以って人に接し、秋霜を以って自ら慎む』という言葉です。常に、他人に対する暖かい心と自己に対する厳しい姿勢を貫いてください。三つ目は鳥井信治郎氏の〝やってみなはれ。やらなわかりまへんで〟という言葉です。社会には正答がありませんし、成功の裏には数多くの失敗がつきものです。失敗を恐れず何事にも積極的にチャレンジしてください。この三つの言葉を胸に刻み、充実した人生を送られることを心より願っています。」

式後の保護者

 卒業式の終了後は、保護者の皆さんと共に記念撮影を行ないました。生徒達はそれぞれに写真を撮り合ったり、高校生活を振り返っていつまでも談笑していました。
 どうか、卒業生の皆さん、新しい生活に向かって力強くスタートしてください。