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自然学舎後記~閉舎式での話

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  宿泊行事の翌日は疲れが残り、授業に集中できないのではないかと心配していましたが、生徒達は元気に登校してきました。今回の宿泊研修を通じて、生徒達は多くのことを体験しましたが、このままでは日時が経つにつれて感動が薄まってくることになります。
  また、先生方から多くの貴重な話を聞いても、要点をしっかりと書きとどめ、自分なりに咀嚼しておかないと、数日後には何も残っていないということになりかねません。是非、記憶の新しい間に文章としてまとめて欲しいものです。以下、私が閉舎式で話した内容を紹介します。
  一つ目は、〝力を合わせることの大切さ〟です。自分一人では夢を実現することはできないかもしれません。でも、同じ志(思い)を持つ人が集まれば、不可能であると思っていた夢を叶えることができます。是非、クラスで、また学年で、力を合わせて夢を実現してください。
  二つ目は〝振り返りの大切さ〟です。集団行動、学園歌の歌唱、時間・ルールの遵守、後片付け等何回も繰り返すことによって、うまくやれるようになってきました。何事に対しても、「目標を立てる(計画する)」「実際にやってみる」「やった結果を反省する」そして「再び挑戦する」というサイクルが必要なのです。しっかりと振り返りを行ない、次なる飛躍に結び付けていってください。
  三つ目は〝他のせいにしない〟ということです。ともすると、人間はうまくいかなかった時には他人や環境のせいにしがちです。しかし、オリンピックのマラソンレースを例に取り上げてみても、最適なコンディションが保障されているわけではなく、酷暑や豪雨になるかも知れません。どのような条件下であっても持てる力を発揮できるようになってください。
  また、三日間、生徒達と生活を共にしたことで、多くのことを感じましたが、このことについては、後日紹介したいと思っています。