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英語力を高める

  7月7日(月)朝、JRの川西池田駅から歩いてくると、手に英単語の本やプリントを手にしながら登校している生徒、歩きながらお互いに質問をし合っている生徒の姿が目につきました。本日は中学高校全生徒による英単語テストを1時間目に実施しました。本校においては、語彙力を増やし英語力の向上を目指すことを目的として、この英単語テストを前・後期毎に年2回行なっています。当初は、中学校入学時に1300語の英単語集を購入してもらい、前期と後期にそれぞれ100問出題することになっていたようですが、続いて高校でも卒業時に必要な単語の修得を目標として、このテストを実施するようになったようです。
  一般的に語学の力をつけるには、できるだけ簡単な語彙を用いて作られている基本文を徹底的に暗記することが必要であると言われていますが、英語の場合には他の言語に比べて語彙数が多く2000語位まで覚えなければ基礎ができあがらないようです。このように考えると、2000語というのが一つの壁になっているように思います。また、急成長が期待されるインド、カナダ、オーストラリア、南アフリカ連邦等の公用語は英語であり、これから英語の重要性はますます増大してくると思われます。
  昨今グローバル化がますます進展する中にあって、英語を初めとする語学力とITスキルは今やビジネスマンとしての必須のツールとなっています。このため上位の役職や資格に昇進する条件としてTOEICの得点レベルを決めるという企業も増えてきていますし、グローバル企業の中には最低二ヶ国語の修得を義務付けているところもあります。
  日本人にとっては他の国の人よりも英語をマスターするためには大きな努力が必要なのかも知れませんが、何事も一朝一夕には成就しません。生徒達が日々地道な努力を継続していって欲しいと思っています。

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