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カナダ研修にあたって

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  7月8日(火)朝、昨日夜に出発したニュージーランド比較文化研修に参加した21名の生徒達が無事到着したとの連絡が入りました。8月3日までの4週間という短期間の研修ですが、何かをしっかりとつかんできて欲しいと思っています。
  また、本日は4時からは『第6回カナダ東部夏季研修旅行』の最終説明会を開催しました。本校では、夏休みを活用して中学2・3年生を対象に赤毛のアンで有名なプリンス・エドワード島のシャーロットタウンでのホームステイと語学研修を実施してきています。本年度の参加者は31名になりますが、これまでこの研修を通じて学んだ生徒の中には、高校に入ってリーダーとなっている人も数多くいます。
  この説明会には生徒と保護者の皆さんが出席されていましたが、私は冒頭の挨拶で、次のような話をしました。
  「今後世界の人口はますます増え、グローバル化が進展することになる。しかし、日本人の欠点は内向きになりやすいことであり、自分達のことを正しいと考えがちなことである。そのため、ともすると『日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識』ということになってしまう。これでは、日本は国際社会から孤立してしまうことになりかねない。これを避けるためには相手のことを理解し受け入れていく姿勢を持ち、世界中のさまざまな国の方々と“共生”していくことが大切になってくる。将来、皆さんは国際社会の中で、グローバル人材として活躍することになると思うが、今回の研修にあたっては、是非異質な人々との積極的な交流をはかり、生活習慣、宗教、ものの考え方、食べ物等お互いの「違い」に気づいて欲しい。最後に、この研修を実施することができるのは、カナダで生徒達を受け入れてくださるご家庭をはじめ様々な方々のご支援やご協力の賜であると思っている。どうか、関係の皆さんに感謝の気持ちを持って欲しい。」